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「マリウポリの20日間」「戦雲」2ヶ月連続上映会

来島

概要

前売りチケットをネットで予約できるようになりました!
9月29日(日)「マリウポリの20日間」https://forms.gle/gKsvV2LNSy38Mq3V9
10月27日(日)「戦雲」https://forms.gle/wvfCu3pgqPiL7x6m6


 

『マリウポリの20日間』『戦雲』上映会
〜「犠牲にされる」住民の目線で〜

世界ではいまだ戦火が絶えません。
こうした世界情勢の中、今年、はとぽっぽの会では、2本の映画の上映会を開催します。9月には『マリウポリの20日間』を、10月には『戦雲』を上映します。

2022年2月、ロシアによるウクライナ各地への侵攻が開始。映画『マリウポリの20日間』は、侵攻を受けたウクライナ東部の都市・マリウポリ市内にとどまったウクライナ人ジャーナリストたちが、命がけで撮影しつづけた、20日間におよぶ記録映像です。日ごとに、人びとの日常が破壊され、たちまち市中に死があふれてゆく、生なましい現実が映し出されています。

「戦争はすべて、始めるのは簡単だが、終わらせるのは極めて難しい」という言葉があります。ウクライナ戦争も、終結の見通しはいまだ、まるで立っていません。ロシアは、もしNATOによる直接介入があれば核の使用も辞さないと、けん制しています。核の時代にあって、戦争の終結がますます困難であるゆえんです。

ウクライナ戦争について、日本を含む西側メディアは、ウクライナが〈善〉であり、ロシアが〈悪〉であると喧伝しますが、事はそう単純ではないでしょう。もちろんロシアによるウクライナ侵攻は重大な国際法違反であり、ロシアが〈悪〉であることは間違いありません。しかし、あくまで徹底抗戦を求めるゼレンスキー政権の下、戦争は継続され、多くのウクライナ兵や市民が犠牲になっています。「祖国を守る」ためには「多少の犠牲は仕方がない」のでしょうか。しかも、ウクライナ戦争は、祖国防衛戦争であると同時に、米国主導のNATOとロシアとの代理戦争の側面も持っています。ウクライナは、いわば大国の代理戦争の犠牲になっているとも言えるのです。

ひるがえって台湾や日本では、ウクライナ戦争以降、かつてなく中国の台湾侵攻への危機感が高まっています。2022年12月、日本政府は、安保3文書を改定し、閣議決定しました。これに先立つ1ヶ月前には、台湾有事を想定した日米共同統合演習(キーン・ソード23)が南西諸島で行われています。その南西諸島の急速な軍事要塞化の現状を伝えるのが映画『戦雲』です。

ひとたび台湾有事が起きれば、今度は台湾と日本が第二のウクライナと化すおそれがあります。主戦場は、南西諸島です。映画『戦雲』の中で、宮古島の住民の方が自衛隊基地に向かって「『多少の犠牲は仕方ない』この『多少』の中には、私たちが入っているよね。ふざけるな!」と言います。「軍隊は住民を守らない」というのが沖縄戦の教訓です。私たちは、またしても南西諸島に犠牲を強いて「仕方がない」と考えるのでしょうか。

この2本の映画を通じて、戦争について、あくまで「犠牲にされる」住民の目線で考えたい。そして、いかにすれば戦争を始めなくて済むのかを考えたいと思います。


【飯南町地域福祉活動助成事業】
【飯南町人権同和教育推進協議会助成事業】
【主催】はとぽっぽの会
【後援】飯南町社会福祉協議会/飯南町人権・同和教育推進協議会/飯石郡戦没者遺族連合会/飯南町公民館協議会


映画の公式情報、予告編はこちら
「マリウポリの20日間」https://synca.jp/20daysmariupol/
「戦雲」https://ikusafumu.jp/

開催日程
2024年9月29日 (日) 14:00 〜 15:40, 19:00 〜 20:40, 2024年10月27日 (日) 14:00 〜 16:12, 19:00 〜 21:12
開催場所
来島交流センター 大ホール(島根県飯南町野萱300−1)
参加費
前売りチケット/500円(当日600円)高校生以下無料
お得な2回セット券/900円(9月28日まで販売)
チケット取り扱い/①各公民館②はとぽっぽの会会員③ネット予約
注意事項
前売りチケットをネットで予約できるようになりました!
9月29日(日)「マリウポリの20日間」 https://forms.gle/gKsvV2LNSy38Mq3V9
10月27日(日)「戦雲」 https://forms.gle/wvfCu3pgqPiL7x6m6

地図
お問い合わせ
頓原公民館内「はとぽっぽの会」石川
72-0980

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